やっとラスト?のゆきほパート
ラスト誰にするかも悩んだトコロです。
曲構成や余ってるダンスの関係から3人目センターが出ずっぱりになるのでどうしてもメインっぽく見えちゃう。
まあそんなことは承知の助でゆきほをラストにしたんですけどね!イェィッ
最初ここのダンスは『魔法をかけて』だったんですが、新しく仕入れたシャイニーのこの部分を使いたかったので半ば無理矢理ねじ込みました。
春香パートまで勝ちまくって調子こいてたswindling boyが一気に転落するってイメージにも合ってるように思うし。
こういう表情ってとかちもいいけどゆきほもかなり(・∀・)イイ!
やよーいの変身直後の顔とかこういうのがあるからいじりたくなるんですよねー。
このシーンは以前紹介したKenjoP作成の”拡散”エフェクトを使ってます。
(
コチラにあります)
「とりあえず使ってみたかったから」としか言えず、これも実験的な部分ではあります。設定がすごく細かい上にエフェクト単体がものすごく重く(サイズ最小にするなって言われてるのに最小にした)なかなか苦労したんですが、元のエフェクトがすごいのでまぁまぁなんとか、でしょうか。
できたら弾が破裂したあと画面中キラキラさせたかったんですが…
イントロ前のトコでも同じエフェクト使ってゴチャゴチャやってるうちになんとなく「あ」と思うことがあって、最後もちょっといじったんですがイメージに近づけることはできませんでした。
導入直後を考えたら「エフェクトが動いただけで充分」というなんともはや、なシーンです。
でもこのエフェクトはPE単体ではできない、パーティクル(とは言えないけど)っぽい表現をできる可能性があるのでどんどん使って煮詰めて行きたいですね。
なんとなくかわいいので貼った
今更ssが一枚増えようが関係無し
で、いよいよ最後のサビに入るわけですが、ここから先は実験だらけw
このシーンの背後の光も美希~春香の間奏で使った方法とほぼ同じで素材と終点を変更しただけ、みたいな感じ。角度あわせが目分量なのでちょっと苦しいところもありましたが、始点が真ん中固定なのでこっちのが楽だったかな。
もう少し光の移動を速くしても良かったんですけど、速くするとどういう理屈なのかわかりませんが光が縮んで薬のカプセルみたいになっちゃったのでこれくらいの速度に留めました。
背景部分だけ先に書き出して回転させたりもしたかったんですが…サイズの都合上なかなか上手いこといきませんでした。あ、今思いついたwwwwwwwwwww
ここはその前までの部分にグラデーションかけた網目画像作って色相変化させたのを重ねて書き出したのを、ロング固定カメラのライブハウス背面にあわせて置いてます。当たり前だけど固定は位置がずれないから簡単にやったにしては綺麗にまとまったんじゃないか、な!
ここは前二人の影をスクリーンに落としたバージョンもあったんですが、何故か違和感がひどかったので辞めました。黒いところに影落とすのがダメなのか、ゆきほに影ついてないから変なのか、あの違和感の理由は今でもよくわかりません。
カードが回転しながら向かって来るんですが、せっかく表情動かしてるんだからもうちょっとそれをみせたかったなー、と。ただ表情優先するとカード自体の動きがスローから急にクイックになってボーク取られそうだったので断念しました。
言わないとわかりませんが、春香と美希はスローにして腕を下ろすモーションを強調してます。
これはカードのサイズがゆきほと比べて小さいところから大きくなるので続きのダンスを入れると変になっちゃうからってことと、後から出てきた二人を目立たせたい、ような意思があったように思いますが今となっては定かではありません。
あとこの部分は二回ある「JOKER」と最後腕のモーションだけ合わせてるのでその間のシンクロは無視してます。
良くわからないけど、1小節多いのかな?
あー、やっぱゆきほの表情はいい。
このシーンは最初ロングカメラのキャラを動かしてたんですが、やっぱりロングのだとどうしてもアラが目立つし、画面構成上足元まで入れないからMでええやん、と。
そしたら「ロングの素材捨てるのはもったいない!」とマータイさんが言うので影として使うことに。
ゆきほのとこのズレは気になってたんですが、ダンスモーションの関係かアングルの関係か、または影の移動の同期が取れてないのかうまくいきませんでした。
恐らく「光源の位置」を考えてないからだろうとは思うんですが、考えてもわからないのです…
まぁ「こういう使い方もあるのか」って発見でもあったのでOKです。
ここ自体は全く何の工夫も無い、ただ単にエフェクト(ソラリゼ)かけながら拡大しただけのシーンなんですが、実は最後の最後(エンコ直前)まで悩んだ部分。
「we want money」(金よこせ、って意味で使ってます)の文字を入れるかどうするか。
ラストの背面壁にも入れてますが、アイマスキャラに「ゼニゼニ」言わせるのはどうかなー、と。
観ててもそんなに気になるような部分じゃないかも知れませんが、DLCやら編集ソフトやらPC機材やら、なんのかんのリアルマネーが飛んでいくニコマスなわけで、あまりそういった部分を連想させちゃうのは、ってことです(もちろん
廃マス等の心を引き裂かれる風刺ネタは大好きですが、そういうのとはまた違いますからねぇ…)
一応ここの「金よこせ」は、続く「who the hell can believe you, I don't take it anymore, waht can I do?」(まだお前を信じろと言うのか、もうこれ以上は渡せない、俺にどうしろって言うんだ?*意訳)と泣き言を吐いてるswindling boyに対して迫って来ているJOKERのイメージです。
「Raise」とか「Pot」とかポーカーっぽい用語で行こうかとも思ったんですが、はっきり言ってわかりにくいし(たぶん自分でもわからない)ストレートに行こう、ってことでこうしました。まぁ今でも悩んでたりするんですけどね…
「詰め込みすぎ」「おなかいっぱい」ってコメ貰えたことは正直嬉しいっていうか「詰め込んでやるぜイヤッハァー」と思ってたのは間違いはないのですが、こういうちゃんと見える部分が10フレームくらいの、なんでもないような部分に時間を多く割いたからこそこれだけ思いいれが強くなってるのだと思います。
と、ちょっとカッコよくシメみたいなこと言いながらまだまだ倍以上続くんだぜイヤッハァー
ここも実験~
この柱はゆきほサビのとこと同じ画像を縦にして今度は手前から奥に流してるだけです。遠近感を出そうとして奥行くほどブラー強くしたり色彩抑えたりしてるんですが、作った本人が
スローで見ても全然わからん。
ここの終点は武道館の背景で合わせました。相当適当に合わせてます、っていうか他に上手い方法が思いつかなかったのです。
でも1:32、3:33と基本的な部分は同じで、尚且つ素材流用もしつつ別の演出(まぁ同じようなモンだけどw)をできたってのは今回の大きな収穫です。
特に微妙にカメラが移動して足元も収まりきらないMカメラで抜いた場合、3Dステージを捏造する方法が思いつかなかったこともあり、今回の演出の完成度(とか使い方)で言えばまだまだなんだろうと思いますが結果としては大満足です。
この次にパンゴシからポーリーに戻ってもまだシールと尻尾がついてるのは”どちらに転ぶかわからないJOKERが実は最初から敵だった”みたいなイメージです。わかんない…よねぇ…w
あそこの衣装チェンジも一瞬ですがかなり悩んでああなりました。
もっと衣装の変化がわかるようにしたのもあったんですが、どうも迫力が出ず、ゴチャついてるなーと思いつつ「ゴチャつかせるの好きだらう?」と妖精さんが囁くのであんな感じに。僕のせいじゃありません。
左右の美希と春香が逆方向に横回転してゆきほが縦回転。
元の画面を一人づつ中央にして書き出したあとで位置あわせして基本3Dで回転させてます。迂闊に一旦停止するとちんちくりんが頭でっかちの宇宙人みたいになってるので注意しましょう。
「JOKER's JOKER, LOSER's LOSER」の入りで「教科書わすれた~」アップからドラムに合わせての衣装チェンジは絶対に入れたくて、どうしてもカメラ切り替えが必要になりあのような形にしました。
位置あわせで思ったんですが、地面に模様の少ないライブハウスとかだと少なくとも動画として見れば数ドット単位のズレは全く気になりませんね。回転が始まったらズレるの当たり前だから違和感なくて当然ではありますが、無回転の状態で位置あわせしてる最中も「あってれぅ」と思える範囲が思いのほか広かったのに驚きました。しかし1フレームでも時間がズレるとどうやっても合わないこの不思議。
まぁなんらかのトランジョンでやっても良かったんですが、PEのトランジョンは正直使い難い。
使い難いっていうよりも設定できる部分が少な過ぎるんですよね。VSのトランジョン(=VSではエフェクト)は種類に偏りはあるけど使いやすくてアレコレと設定いじくって変化も出せたんですが、PEのは設定いじってもなんかもう一つなんですよね。第一にトランジョン置いたあと、その効果がどのクリップにかかってるのかが全然わからん!
VSみたいに前後めりこませてそこにトランジョンかける方式のがわかりやすいんだけどなぁ。
そんなわけで今回のMADではトランジョン使わないままでした。たぶんこれからも使わないだろうな…
まぁその後はスクリーンステージの応用みたいな感じでステージでなくて壁にして使用。ズレはあるんですが大目に見てやってクダサイ。
今のところアレくらいが限界です´・ω・`
影も上手く合わせられなかったので動きは変かも知れません。影は次同じようなことするのであれば違う方法でやってみようと思います。
まぁカメラの位置と想定している光源とを考えたら影の形やキャラの位置関係に違和感が出るのは仕方ないんですが、まだまだ綺麗にできるとは思います。思うだけは。
ダンスもポジだけですが、パンゴシはポジ後半のカッコイイ系、ポーリーは前半のかわいい系の動きにして差を付けてます。チョイスしたのは自分の好きな振り付けだけなのでちょっと満足。「てい!てい!」を入れられなかったのが残念ではありますが。ちなみにポジ前半のダンスでは美希センターのとこで使ったのが一番好き。
改めて思ったことはポジは本当に使いやすいダンスですね。どう言ったらいいのかわからないけど、振り付けがわかりやすく2セットごとに切り替わるので「JOKER」と「LOSER」できれいに分かれました。
ロケダイの見せ場である中盤でも丸ごとポジ使ってたんで、また同じのもどうかなーと思ったんですが、ポジのダンスは使いやすい上にカッコよくてかわいいからいいのです。
で、最後のとこだけ動画背景作ったんですが、合ってる合ってないは別としてあの背景用の画像が超お気に入りです。
作ったやつ何個も並べて無限ループさせたりしてました。追い込みでだいぶ疲れてたんですね。
影入れたくなかったんですが、流れとして入れないわけにも行かず、泣く泣く影で汚してしまうことに;ω;
ちなみに順番はもやしから始まって身長順、13人目からは白い人⇒赤い人⇒緑の人になっててあとはループ。映ってるのはギリギリ緑の人までですけどね。
この部分、背面壁のサイズが勝手に変わるという謎な現象に襲われてしまってその修正に手を焼きました。
背面壁のシーンは全部、武道館でステージ(床)トレースして右上と左上のポイントに右下と左下を合わせて右上と左上のポイントを上に伸ばすって感じで作ってるんですが、他の場面と違ってここだけすごい勢いで横幅が伸び縮みしてしまい、かなりたくさんキーフレーム打ってごまかしました。
後ろの画像が動画だったからなのかメモリとかCPUの問題なのか、PE自体の問題なのか、原因ははっきりしないままでした。たぶん
トレースにスク水ロリトリオ使ったのが悪かったんだろうな。
そして実質的なシメの「Party!」
全キャラをもっと見せたかったってのがあるんですが、キャラ判別できるくらいにすると爆発感が全く出なくて「なんとなくわかればいいだろう」ってくらいにしてます。
ものすごく無責任ですが、あの流れの中であればどこに誰がいるってのはわからないまでも全員がいるってことはわかって貰えるんじゃないかな、と言うのが本音。
あと「Party!」ってのもたぶんそうだろう、ってとこです。「MONEY!」の可能性も無きにしも非ずなんですが、まず「パ」だろうと。
まぁここは爽快感と言えばいいのかわかりませんが、最後の最後で「楽しさ」みたいなものを出してみたつもりです。まだまだ相手はいるよー
で、ここなんですが、実は意外と手間かかりましたw
ガベージマットを高速で移動させて部分的にカットしてるんですが、ポーリーの上にJORKERポーリー重ねると、部分的にエフェクトかけた?くらいにしかわからない。
一瞬だし尻尾もシールもアングル的に目立つアクセじゃないから仕方ないんですが。なのでポーリー=ロングカメラ、JOKER=ミドルカメラにして「変わったよ」感を出してみました。
それでもJOKERポーリーだとはあんまりわからないけどw
パンゴシは抜きで、そのままだとステージに乗っちゃうからガベージマットの属性ペーストした黒ベタ画像を下に置いてます。
ここも最終的には思ったよりも上手くできました。と自画自賛。
んで、その後の二回目のシメ、「My Best Friend」のラストなんですが、このポーズって元の状態でも腕を引いて髪の揺れが収まってから目を閉じてる間が0.5秒無いんです。
このポーズは「ありがとう、また来てね」ってイメージを出したくて選んだ振りだったのでどうしても外したくなくて…。でもそのポーズで最後のシメであるドアのSEまで約16秒
まぁ0.5秒を16秒引き伸ばしてもいいんですが、そうすると16秒で30フレームだから約0.5秒ごとに「カクッカクッ」って動くのが気に入らなくて色調あわせられないまま静止画にしちゃいました。
どうやってもあわなかったな…
そんでやっと最後のシメ
「Party!」から実に30秒近くかかってます。
ここも以前のエントリで書いた通り、CDブックレットとかPVからイメージ持って来てます。まぁ『Jealousy』のCDのための仮面であって、決して『JOKER』のための仮面じゃないんですけどね。
*『JOKER』のPVはライブ映像に『Jealousy』に使う写真撮影風景なんかを流した、良くある「金かかってないなwwww」って言われちゃうPVです。
この部分のマスクがもう一つだったんですが、フリーハンドでごにょごにょしないといけない部分だったので潔く撤収しました。伊織のデコ使えなかったし。
最後の方の反省点としては他の2人センター時には並びアップが無くてゆきほセンターでは3人の並びアップがラストまでの1分で4回もあること。「また同じ構図か」なんてのはわかっていながら流れとしてそういう形に。構想にもう一ひねり欲しかったところです。
ダラダラと書きましたが、今回のMADは今自分が作れるMAXのものを作ろうと思って始めたし、現状でのMAXだと思ってます。
長尺の曲を埋める演出や編集なんかにしても『観てもらうためのもの』ってよりは、どちらかと言えば自分で自分に「やってみ?」って言ってる感じの方が強かったりします。
書いているとおり、イメージを形にするために実験的なこともかなりやって、自分なりにかなり頭使って練りこんだつもりです。
『X』や『JOKER』のイメージをわかりにくく無理矢理差し込んだりして、nicom@sMADとして見た場合、全体の構成とかは正直「・・・?」なところも多く、結果的に自分の苦手、っていうかできない部分も多く見えてきたわけですが、それはそれ。
今回は「できることをやる」のが大事だったのであんまり気にしてません。
次回作以降、どういった作品を作っていくのかわからないですが、今後自分の目標になるモノが作れたと思っております。
これからも今回みたいに\(^o^)/
オワタ!完成させたぜ!と思えるような作品を作れるように精進いたします。でももう二度とこんな作品紹介はしませんので許してください。
そんなわけでこんな大長編にお付き合いいただきありがとうございました。
おまけ⇒
● 「女神をbetへ連れ込め」のとこへ入れる予定だったボツ絵です。髪色変えるの難しいね。
ボツのまま上げるつもりが余計なことしてなんか変になった。特に反省するつもりは無い
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