懲りずに『JOKER』作成後記の続きです。
書いてて思ったのがこのMADに対する思いいれのなんと強いことか。
今までの作成後記も短くまとめてるとは思わないけど、やっぱりポイントをかいつまんで、だし。
でも今回の作品については全てのシーンについて語りたい気分です。
なんなら全部のフレーム書き出して書きたいくらい。
まぁほとんど全ての部分について書いてますけどネ
それにプラスして文章をうまくまとめられないから余計に長くなっておるわけです。
読んでいただいても何か特するモノがあるわけでもなく、しかもまだ最後まで書けてませんwwww
前回美希パートのサビまで書いたので、今回は短い間奏の部分から。
間奏パート終わってすぐライブハウスに戻るんですが、これも前回書いた通り「バックルーム」に戻ったというような感じです。
ここから2番までの流れは最初に考えて、っていうか何も考えてなくて、「どうやってセンター変えようかな」って思いながら作った場所です。
別にいきなり変えちゃってもいいんだけど、春香からゆきほへの変化がダンスの流れで交代してるのでこっちは適当に入れ替えるのも面白味が無い。
ってことで最初に考えたのが
この場面でカーテンみたいな感じのを閉じたら美希と春香が入れ替わってる、ってやつ。でもそれだとゆきほだけ変化がない。なら3人とも場所を変えればいい話なんですが、春香⇒ゆきほのチェンジは向かって左から美希・春香・ゆきほの並びなのでゆきほはどうしても右にいて欲しい。
じゃあ美希サビかイントロの時からゆきほを左に配置すればいいじゃないか、となるとカメラアングルの関係で星空ステージの画像の並びを変えないといけない⇒できれば少しづつ見えるようにしたいゆきほ+シャベルが最初に映ってしまう。ってことになってしまうので却下。まぁ後から考えたらそっちでも良かったような気もするんですがw
で考えたのが尻
ここも最初はただ美希の尻をアップにしてるだけだったんですが、戻すときに入れ替えちゃえ!となりました。
美希尻
春香尻
実はアップになってすぐ春香になってるんですが、ここで「春香の尻になった!」って気付いた人とかいたらすげーよな、なんて意味不明なこと考えてました。
どっちにしろここでもゆきほの位置は変わってないんで「
尻をいじりたかっただけだろ?」といわれたらうつむいて頬を赤らめるしかありません。
その後↑のカーテンっぽいシーンから
この何なのかよくわからないシーンに移ります。
ここはカーテンも含めて他にもいっぱいある、今回のMADの実験的な部分。
後ろから流れてる枠みたいなのは一応カジノ街のネオンをイメージしてるんですがどうかしら?
やってることは実に簡単で、フォトショで作った枠をとりあえず目星付けた始点(ライブハウスの背面で始点と角度あわせしただけです)にスケール0%で置いてから拡大して、始点と終点で色相を大幅に変更、ブラーでぼかしたのを大量にコピペ。あとは始点と角度だけいじってタイムラインに並べただけです。
シーンが短くてカメラ移動も少ないし枠の動きも速いからそれほど細かい調整がいるわけでもなく、労力に対する見た目のバランスはそこそこいい感じ。
使う場面は考えどころですが素材とか拡大速度を工夫すればこれからも使えそうだな、と思った次第。
ですがネオンがどうこう言いつつも、この演出自体には何の意味もなかったり。
そしてやっと春香パート
春香パートはAメロで4枚のカードが出てきますが、これ作ってる時はホントに楽しかった。楽し過ぎて「cup」って書いてあるように見えます。うーん、意味がわからない。
Dandyの部分をえこ雄山か社長にしようかと思ってたってのは以前書いた通り。まぁ真で良かったと思ってます。
この部分は音あわせにかなり難儀して目分量で合わてはプレビューを繰り返しました。VSに比べるとだいぶ綺麗だけどPEでは波形がきれいに出てなくて(わかりやすい部分もあるけど)何度もやり直し。
春香パートの見せ場でもあるし、曲としてもカッコイイこの部分を生かしたかったのでカメラ割りなどもかなり試行錯誤した部分です。今見るとカメラ割りぐちゃぐちゃですけどねw
ちょうど以前のエントリで言った『一瞬の表情』の部分がここで、「私はアイドル」の「ちょっと分 悪いのよ」の直立シーンをどうするかでとても悩んだところだったりします。
流れ的にはカードを目立たせるようにすればいいんだけど、二回ある直立も目立たせたい、でも表情を見せすぎるとカードが…って。
まぁこれは作る側、ってレベルですらなく単純に『俺がこの表情を見たい』ってだけの話なんですけどね。
しかも静止画の1カットではダメで流れの中での瞬間であることが大事な…
この話を今日中に終わらせる自信がないためカット
で、何一ついじってないシーンを流した後カード飛ばしてサビ前のシーン。
ここもかなり気に入ってる部分です。
5枚のカードがシャッと消えてからステージが紫系から青白い色調に変わって、カメラもミドルカメラなのにやたら回りこみが大きいような感じでスクリーンが大写しになってダイナミックな動きになってたりして、音と映像がなんとなしに同調してるように思います。
もちろん振り付け優先でやってるから本組みの時に気が付いた程度ですよ。
そんでサビなんですが。春香パートのサビが一番苦労した部分で、カードが表裏になりながら降ってくるところがとにかくダルかったです。
演出と方法自体は珍しく簡単に思いついた、っていうかロケダイのネームプレート作った時に「ああ、なるほど」と思ってたのをやってみたんですが、それを実際形にするのがもう…。
他のカードを裏返してるシーンでも同じで、基本3Dで回しながら表用と裏用(反転させたもの)を入れ替えてるだけなんですが、その方法だとダルいことになるのは最初からわかってたので余計に苦しかったです。
下になる部分から順に書き出せばいい話なんですが、サビ作ってる時には間奏への繋ぎが練れてなかったために「上になる部分」から作ることに。
ここらへん作ってる時はPEの操作性の悪さに怒りを通り越して呆れ果ててました。
細かく書くとこれも今日中に終わらないので書きませんが、「いくらなんでもそれはおかしいだろ」ってことがいっぱい。Adobeに対して カット
間奏への繋ぎに関しては右にいる白い人のポーズに失笑してしまいますが、これは春香のポーズと間奏への入りを優先したためどうしようもなくてですね…
美希と春香の手の動きは胸元から直線的に腕を伸ばすんですが、ゆきほは一旦腕を伸ばした後少し上に動かすアクションが入るのであんな感じになっちゃいました。まぁロングカメラの一番遠い人なんで他にもアラアラマァマァってとこいっぱいあるんですがそのへんはもう、ね。
一応この『JOKER!』のとこは「青い夜」でHIDEがコーラスするときにやってるポーズもイメージしてます。
まぁ振り付け優先なので後付けなんですけどね。
そんでやっと間奏に入るわけですが、間奏の中盤、ゆきほセンターに入れ替わって以降はいいんです。
それなりにイメージした形に近いものが作れたと思うし。
でも最初のポーリー部分がどーにもこーにも。
確かに間奏は40秒ほどの長回しになってますが、長回しをしたかったわけではなく、これも以前のエントリで書いたんですが、ダンスの振り付けっていうか構成が間奏とぴったり合ってるからそのまま使っただけなのです。
ポーリー⇒パンゴシ⇒ウェディングの構成で後ろの二つは対比としてセットだから問題無し。でも40秒のうち約半分を占めるポーリーはどうしたらいいのか、と。パンゴシへの繋ぎ考えたら抑えることもできない、盛り上げようにも演出が思い浮かばないし、パンゴシに変わる時にエフェクトかけるのでそっちで誤魔化すわけにも行かない。
とりあえず何もしないのはどうかと思ったんで3人のUPを差し込んでますが…
やっと曲の中盤越えたばかりなのに、他の部分に手を入れ過ぎてることもあってどうしてもあそこで何か「抜ける」ような感じになってダレる。
他の部分は今からでも「こうしたほうが良かったかな」ってのもあるんですがここだけは今でも全くいい案が浮かびません。
開き直ってエフェクトとかでガチャガチャやるか、いっそUPも無しで何もしないほうが良かったかなぁ…
パンゴシになってからはほぼイメージどおり。
最初は背景何も無しだったんですが、ベースの音に何か合わせたかったので静止画を差し込みました。
基本的には「一瞬過ぎて良くわからないけどなんかおかしいことになってる」って感じが出てればいいかなーってトコロです。
回転からの衣装チェンジはどうしても入れたかった演出で、わんだーやよーいでやったのとはだいぶ違ってます。
まぁパンゴシ側のイメージコントロールで明るさを上げて思いっきりブラーかけながらフェードアウトさせてるのにウェディング重ねただけなんですが、なぜだかわからないけどウチのPE野郎、トラックマットが使えないのです。
なんかね、どうやってもマット用の画像が消えずに変な位置に残るのですよ。
似た現象は一部のトランジョンにも起こるのでこれがPEの仕様(なわけないよな…)なのかウチのぺがおかしいのか、自分が悪いのか。まぁいいです、全部ぺが悪いんです。
仕方ないから透過部分逆にした画像に黒い画像重ねて作りました。
トラックマットさえ普通に使えたら5分で終わる作業に3時間。全てにおいてぺが悪い。
羽が天使から悪魔に変わるのは「JOKERがこちら側に付いたと思ったら…」ってイメージです。
これは直球なので特にどうということでも無い気がしますが、やる前から予想していた通り、ウェディングに悪魔って似合わないなw
ウェディングー!
俺だー!
結婚してくれー!
このポーズすごい好き
他に語ることは無い。
そんなわけでとりあえず第2回終幕です。
今回で最後まで書けると思ってた俺がバカだった。
PR